ねこの独り言

これから公務員を目指している方へ。公務員になる前に少しだけ知っておいてください。

『差額支給』公務員を目指している人へ(第12回)民間から公務員に転職した40代の独り言

投稿日:2026年1月24日

最終更新日:2026年1月24日

第12回 民間企業から公務員に転職した40代の独り言

公務員1年目の12月 

 大学卒業後、20数年間民間企業で働いていましたが、社会人経験枠で公務員試験を受験し、現在は地方公務員(一般行政職)として働いています。そんな私が公務員になって「思ったこと」や「感じたこと」、さらには「やっぱりこれは民間企業とは違うな。」と感じたことを書き綴っています。

今回は【差額支給】です。

今回は、公務員になって初めて知った【差額支給】についてです。

差額支給とは?

公務員1年目の私にとっては、
「差額支給? 何それ?」という状態でした。

秋ごろになると、
「公務員の給与を〇%引き上げへ」
といったニュースを目にすることがあります。

正直なところ、
「それはそれでありがたいな」
くらいにしか思っていませんでした。

このときに支給されるのが、差額支給です。

簡単に言うと、

本来もらうはずだった給与の“後払い”

のようなものです。

なぜ差額支給があるのか?

公務員の給与は、毎年、民間企業の給与水準などを参考にして見直されています。
この見直しの基準となるのが 人事院勧告 です。

民間企業の給与水準が公務員より高い場合、
その差を埋めるために、公務員の給与が引き上げられることがあります。

この給与改定は、秋ごろに決まります。
しかし、適用されるのは その年度の4月にさかのぼって です。

すでに4月から秋までの給与は支給されていますよね。
そこで、改定によって「足りなかった分」を、あとからまとめて支給する。
これが 差額支給 です。

具体例で説明すると…

例えば、給与改定で
月給が1万円アップしたとします。

この場合、

  • 4月から12月までの9か月分
    → 9万円 が一括で支給されます。

さらに、

  • 残業代や賞与も、月給が上がった前提で再計算されるため、差額が支給されます。

このように、基本給だけでなく、
残業代や賞与の「足りなかった分」も含めて支給されます。

支給される時期は?

差額支給の時期は、自治体によって異なります。

私の自治体では、12月に支給されました。
12月の給与と同日に差額支給もあり、
正直なところ「プチボーナス」をもらった気分でした(笑)

注意点:毎年あるわけではありません

ここで注意が必要なのは、

差額支給は、毎年必ずあるものではない

ということです。

民間給与との比較結果によっては、
給与改定が行われない年もあります。

あくまで、
「民間との給与水準の差を調整するための仕組み」
という点は押さえておきたいところです。

 

 第13回は『国語は大事』です。