ねこの独り言

公務員を目指している方へ、独学で資格をとろうと思っている方へ、転職しようと決意された方へ、そして高校生・大学受験に向けた情報を発信していきます。

第3回その3(労務管理)民間から公務員に転職した40代の独り言

投稿日:2024年8月24

最終更新日:2024年8月24日

第3回その3 民間企業から公務員に転職した40代の独り言

公務員1年目の4月 

大学を卒業してから20数年間民間企業に勤めていましたが、社会人経験枠で公務員試験を受験し、現在は地方公務員(一般行政職)として働いています。そんな私が公務員になって「思ったこと」や「感じたこと」、「やっぱりこれは民間企業と違いな。」と思うことがたくさんあります。

 そんな「思ったこと」や「感じたこと」を書き綴っていこうと思います。

今回も【労務管理】の続きです。

☟前回の内容です。

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③休憩・有給休暇

 休憩時間…

 労働基準法第34条で、『労働時間が6時間を超え、8時間以下の場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は、少なくとも1時間の休憩を与えなければならない』と定めています。

 民間企業に勤めていた時は、お客さんの都合に合わせたり、業務の都合により昼休憩が取れなかったり…(お昼食べないのは普通でした。)それが普通だったので体がお昼ご飯食べなくても大丈夫な体になりました…。私だけでなく周りの人も上司もなかなか食事はとれなかったので、それが普通だと思っていました。雰囲気や空気感がお昼休みとったらまずいかな…みたいな感じでした。

 タイムカードには…。

 そんな感じだったので、公務員になって驚いたのは、みなさんがきっちりお昼休憩をとっていたことです。なんなら、休憩がとれるゆっくりできる部屋があり衝撃的でした。

 さらに…上司が率先して昼休憩をとってるし、みんなが順番にお昼休憩をとるので、『なんだかお昼休憩とるのは申し訳ないな…』とか気にする必要が全くありません。最初はお昼休憩とるの申し訳ないな…と思っていましたが、今はそんなことはありません。(今までは、上司が忙しくしていたり、周りの人も自分の机でおにぎり食べながらパソコンたたいてたり…何だか自分だけ申し訳ないな、とか思うことがありましたが、今は全くそんなことがありません。)

 これとほぼほぼ同じ理由で前職では有給休暇も取りにくかったです。(というかほぼ取ってなかったかも…。体調不良で休んだ時に有給休暇で休んだことにするぐらいだったかな…と。私はすこぶる健康体なので体調不良で休むという事がありませんでした。なので有給休暇は消化できてません。退職するときも人がいなかったので、ほとんど消化できてません…。冠婚葬祭も基本的には1日休暇をとったことはありません。途中で抜け出して仕事に戻ることが普通でした。)

 今は上司や周りの人がバンバン休暇をとっているので、取りやすいし、これが普通なのかなぁ~と思えるようにはなりました。自分の体がしんどい時や病院に行きたいときは我慢せずに行ける環境ってすばらしいなと思います。有給休暇が取りにくかったから体調が悪くても我慢してました。歯が痛くても我慢。今はちゃんと自分の体のことを最優先にしてあげることができる環境になったなと感じます。

 

④残業

 残業は、事前申請で、これは私の勝手な感想ですが、『私のいる自治体は残業については少し厳しい空気』を感じます。ちゃんと定時で帰りましょう。残業するなら事前に自分の業務の進捗を確認し、どうして残業しなくてはいけないのかを説明できるようにしておかないとダメ…な感じです。

 残業すると人件費がかかるから、いろいろと面倒なのかな(税金ですから)とか思います。でもダラダラ仕事する人も減るだろうし、私は素晴らしいと思います。

 

⑤出張費用

 きちんと条例で定められていて、出張の交通費や手当がしっかり出ます。当たり前なのかもしれませんが、以前の職場では手当とかは出ず、経費を抑えるため、飛行機で行けば1時間ほどなのに、車で5時間かけて移動させられたこともあった私からすれば出張の費用や出張手当が出るのは大変すばらしいことだと感じています。ただ…1つだけ気になることがあるのですが…ここでは書くのを避けたいと思います。

 

 公務員は労働環境がしっかりしていて働きやすい環境だな、と感じています。公務員と言ってしまうと(ひょっとすると残業多くてしんどいところがあるかもしれないので)ダメかもしれませんが、少なくとも私のいる自治体は働きやすい環境だと思います。

 ただ…この働きやすい環境に慣れてしまうと、万が一公務員を辞めて他の企業とかに行ってしまったときに苦労をするかもしれません。難しいものです。

 

 第4回は『業務について』です。

 

(公務員面接試験)面接試験対策②

投稿日:2024年8月15日

最終更新日:2024年8月15日

大学を卒業してから20数年間民間企業に勤めていましたが、社会人経験枠で公務員試験を受験し、現在は地方公務員(一般行政職)として働いています。そんな私が公務員になって「思ったこと」や「感じたこと」、「やっぱりこれは民間企業と違うな。」と思うことがたくさんあります。

そんな「思ったこと」や「感じたこと」を書き綴っています。

今回は【公務員試験面接予想質問】です。

参考にしていただき「自分のオリジナル想定質問集」を作成して対策してみてください。

前回までの内容は☟

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面接予想質問【一般的な質問】

①志望動機を教えてください。

②自己PRをしてください。

③なぜ地元で働こうと思ったのですか。

④公務員が向いていると思われた理由を教えてください。

⑤なぜ、縁もゆかりもない自治体を受験しようと思われたのですか。

⑥我々が実施をしている公務員説明会には参加されましたか。

⑦我が県の魅力を教えて下さい。

⑧我が県の施策について良いと思うものはありますか。

⑨○○という志望理由なら他にもそのことができる仕事や職種があると思いますが、どうしてそちらではないのですか。

⑩採用されたらどのような部署に配属されたいですか。

⑪どういった業務をやってみたいですか。

⑫なぜ○○の業務(または仕事)をしたいと思うようになったのですか。

⑬○○に対する業務に興味があるようですが、具体的に考えている施策・対策などはありますか。

⑭○○の業務に携わることができないかもしれませんが大丈夫ですか。

⑮面接カードに私たちの自治体で推進している○○事業について書いていますが、その事業について簡単に教えてくれますか。また課題点などがあればそれも教えてください。

⑯住民説明会で事業を説明する際、あなたはどんなことに気を付けますか。

⑰あなたの失敗談を教えてください。またそこから学んだことは何ですか。学んだことをどのように活かしますか。

⑱これまでに力を入れて取り組んだことを教えてください。また、その経験をどのように活かすことができますか。

⑲これまでに最も苦労したことは何ですか。

⑳本県(市、町)の行政課題は何だと思いますか。

㉑地方が成長していくためにはどうしたらよいと思いますか。

㉒昨今の公務員批判について何かありますか。

㉓最近のニュース・新聞記事で特に興味関心があることを教えてください。

 

近日中に追加していきます。

 

面接予想質問【学生さんへの質問】

面接予想質問【社会人への質問】

(公務員面接試験)面接試験対策①

投稿日:2024年8月14日

最終更新日:2024年8月15日

大学を卒業してから20数年間民間企業に勤めていましたが、社会人経験枠で公務員試験を受験し、現在は地方公務員(一般行政職)として働いています。そんな私が公務員になって「思ったこと」や「感じたこと」、「やっぱりこれは民間企業と違うな。」と思うことがたくさんあります。

そんな「思ったこと」や「感じたこと」を書き綴っています。

今回は【公務員試験面接対策】です。

公務員面接試験の難易度は…

公務員試験の面接試験について私が感じたことです。

やはり気になるのは

面接試験の難易度

どのようなことを聞かれるのか

だと思います。私もそうでした。

難易度は、難しい、易しいと一概に言えるものではありませんので私が感じたことを書いていきます。

※ちなみにこれから述べることは私が受験した自治体や他の自治体の職員の方に聞いたことをまとめていますのですべての自治体がそうなっているかどうかはわかりません。

【ポイント①】

 公務員試験の面接官は「その自治体の職員が担当」することが多いです。そのため「公平性や透明性」が求められるため、「評価基準」や「チェック項目」などのマニュアルが定まっている可能性が高いです。担当する面接官によって評価が大きく異ならないようにされていることが多いと思います。

【ポイント②】

 質問内容は「面接カード」などから聞かれることが多いです。また、その自治体出身でない人は「なぜ受験したのか?」というのはほぼほぼ聞かれると思います。また、私のように社会人経験枠で受験した場合は、「なぜ公務員?」「これまでの職歴とは異なる仕事になるがなぜ志望したのか?」など、ある程度質問内容は予想することが可能です。

【ポイント③】

 面接時間は10分~20分程度と思われます。民間の採用試験の場合は、30分~60分ということもあるのではないでしょうか。

(私が民間企業で勤務している時、採用面接の面接官をしたときは60分程度面接試験を実施していました。)

 面接時間が民間に比べ短い可能性が高いので、言い方を変えると「短時間で自分を売り込まないといけない」ということになります。

なのでしっかりとした面接対策が必要です。

回答内容準備のポイント

 事前に提出をした「面接カード」から聞かれることが多いため、自分が面接カードに記入した内容について何を聞かれても良いように深掘りをしておきましょう。

①志望動機

 自分だけのオリジナルエピソードで志望動機を作成。

 私は前職の職務内容と受験する自治体の施策を結び付けて志望動機にしました。

②転職理由(社会人経験枠)

 これは民間だろうが公務員だろうが同じですね。ネガティブな理由は避ける。

 公務員は安定しているから、というのもあまりよろしくないですね。

 (給料が少ないから、残業代が出ないから、休みが取れない、人間関係がうまくいっていない…など。転職活動ではこういったネガティブなことは言わない方がいいです。)

③自己PR

 自分という商品を売り込む。

④どのような仕事をしたいか

 その自治体でないとできない施策や業務があればそれを選ぶ。また、その自治体が力を入れている施策があればそれを選ぶと良いと思います。

 (自治体のHPにはその自治体の総合計画などが投稿されていますのでそういったのを参考にすると良いと思います。その中で、自分のスキルや経験で役立てそうなことを考えておく。)

⑤併願状況

 これは…嘘でも第一志望と言いましょう。自分の出身の自治体でない場合は「なぜうちが第一志望なのか?」と聞かれる可能性もありますので回答を準備しておきましょう。(これは①の志望理由と重複する可能性はあります。)

⑥最後に何か質問はありますか?

 公務員試験に限らず民間の採用試験でも、面接の最後に「何か質問はありますか」と聞かれますので、質問を準備していきましょう。

 私は、

「まだ採用か不採用かわからない状態ではありますが、今から私が入庁するまでに準備をしておいた方が良い事などはありますか?勉強しておいた方が良い事、取っておいた方が良い資格などあれば教えてください。」

「私のような社会人経験者に期待をされていることはどのようなことでしょうか?」というのを準備しました。

公務員面接試験 予想質問

こちらをご覧ください。

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第3回その2(労務管理)民間から公務員に転職した40代の独り言

投稿日:2024年8月3

最終更新日:2024年8月3日

第3回その2 民間企業から公務員に転職した40代の独り言

公務員1年目の4月 

大学を卒業してから20数年間民間企業に勤めていましたが、社会人経験枠で公務員試験を受験し、現在は地方公務員(一般行政職)として働いています。そんな私が公務員になって「思ったこと」や「感じたこと」、「やっぱりこれは民間企業と違うな。」と思うことがたくさんあります。

 そんな「思ったこと」や「感じたこと」を書き綴っていこうと思います。

 

今回は【労務管理】の続きです。

 

☟前回の内容です。

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①給与の続き

 前職(民間企業)の給与と公務員の給与を比較して思ったこと。

「ある程度の年齢の方が、民間から公務員に転職をした場合、年収が下がる。」といろんなところで言われています。私が公務員試験の採用面接のときや、採用通知をいただいたあと、

総務課の方に言われたのは、「お給料はそれほど出せない…です。転職をされた方に給与の額を提示するとだいたいの方が(給与の額が低いので)驚かれます。

という事でした。事前にネットなどでもいろんな方が同様のことを書かれていたので、なんとなく想像はしていました。

 私は、年収は下がりました。なぜ下がったか?というと、下がった分は

残業代分と役職手当分

でした。

 私が今勤務している自治体では、残業がほとんどないため、残業代はほぼ¥0です。前職では2~4万円程度の残業代がありましたがそれが¥0になったのと役職手当分がなくなったので、その分年収が下がりました。役職手当は覚悟してました。前職では役職は上位職だったので、もう役職手当は増えない感じでしたが、今回転職をして「1」からスタートなので、今の自治体では上がるしかなくその点は納得しています。残業代は大きいです。ただ、残業がほぼないので、自分の時間がたくさんある、というのはメリットだと思います。

 また、私は前職がありましたので、その期間に応じて号給が変わる「職歴加算」という制度が公務員にはあります。(『職歴加算』で検索してみてください。)そのため、前職と給与額に大きな差はなかったと思われます。

②賞与

 民間の賞与は業績スライドであることがほとんどなのではないかと思います。

 営業成績が良ければ、(良い意味で)とんでもない賞与の額が…

 営業成績が悪ければ、(悪い意味で)とんでもない賞与の額が…

 会社全体の業績が悪かったときは、賞与¥0とかは普通にありました。そのため、賞与をあてにして買い物をすることは基本的にしていませんでした。

 公務員の場合は、まじめに働いていればある程度の賞与の額は期待できるのではないか、と思います。そのため、賞与をあてにした買い物ができるというのは魅力の1つかもしれません。

 ただ…、ある程度の額が期待できるので、頑張ろうがサボろうが期待できてしまう、というところがありますね…

③休日

 入庁して、自分の勤務日の確認をしようとしました。

 私が以前勤務していた会社は、土・日・祝のイベントに誰が出勤するのか?その代わりの代休はいつなのか?など、個人個人の勤務表を作成していました。どうしても土・日・祝はイベントも多く、誰が出勤できるのかを把握することや、勤務j表を作成することで、全員がきちんとお休みをとれているかどうかの把握が可能でした。(だれか一人だけが全然休みが取れていないということもあり得ますから…)

 今までずっと勤務表を確認して勤務してきたのでそりゃ確認しますよね。

 でも…そんな表はありませんでした。

 なぜなら…

 公務員は土・日・祝日完全休みだから。

 これはまじでびびりました。まじかよ~~~と。

 この制度に慣れるのに2か月かかりました。

 ほんとに休んでいいのか?と不安になりましたね。4月は土・日にほんとに休んでいいのか不安になり庁舎に見にいってました。みんな来てないかどうか…

 

第3回のその3に続きます。

 

☟第3回その3

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☟第2回『新人研修』

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第3回(労務管理)民間から公務員に転職した40代の独り言

投稿日:2024年7月28

最終更新日:2024年8月3日

第3回(労務管理)民間企業から公務員に転職した40代の独り言

公務員1年目の4月 

大学を卒業してから20数年間民間企業に勤めていましたが、社会人経験枠で公務員試験を受験し、現在は地方公務員(一般行政職)として働いています。そんな私が公務員になって「思ったこと」や「感じたこと」、「やっぱりこれは民間企業と違うな。」と思うことがたくさんあります。

 そんな「思ったこと」や「感じたこと」を書き綴っていこうと思います。

今回は【労務管理】について

①給与

 4/1に辞令をいただきました。辞令書には配属先と自分の役職が書かれており自分の「号」と「級」も記入されていました。この「号」と「級」がわかれば、自分の勤務する自治体のホームページから、「給与に関する条例」を確認すれば給料表があり、自分の「号」と「級」を探せば、自分の給料の額がわかります。年に1回の昇給のタイミングでは、何もなければ4号給上がると記載されていました。

 当たり前のような気がしますが、これって大事なことだと私は思いました。

 きちんと自分のお給料がわかる、昇給(の金額)がどれくらいなのかもわかる…当たり前ですけど、これって大事ですよね。

 私が今まで勤務していた会社は、給料表があったようなのですが、そもそも職員に公表されていなかったり、公表されたとしても自分がどの「号」や「級」なのかわからない(本人には聞かされていない)等、自分の給料がわからないという会社でした。

 「いやいや、そうは言っても給与明細に書いてあるでしょ。」

確かに…給与明細を見れば金額が書いてありますから、その金額を表に当てはめれば自分の「号」や「級」はわかります。でもそれって逆では?

 さらに極めつけは、「給与明細で書かれていた給与の額が給料表にない」ことが私はありました(笑)。今となっては意味不明!と思いますが、当時の私は仕事ができるだけありがたい、と思い、何も違和感を感じませんでした。

 公務員は4/1に採用というのがほとんどだと思います。私が勤務している自治体は、20日が給与の支給日です。この場合、最初の給与はどうなるのか…。私が以前勤めていた会社は、4/1~4/19までの分を4/20に支給するというものです。基本はそうだと思います。

 私は4/1に採用され、4/20の支給日に給与明細を見ると1か月分の支給がありました。

これには正直驚きました!!

 また6月に支給される賞与ですが、私の自治体は査定期間が4/1~5/31の2か月間なので、本来の査定期間である6か月の三分の一の査定期間だったので夏の賞与も三分の一でした。

 

第3回のその2に続きます。

 

☟第3回その2

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☟第2回『新人研修』

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第2回(新人研修)民間から公務員に転職した40代の独り言

投稿日:2024年7月22日

最終更新日:2024年7月28日

第2回 民間企業から公務員に転職した40代の独り言

公務員1年目の4月

 民間企業に長年勤めていましたが、社会人経験枠で公務員試験を受験し、現在は地方公務員(一般行政職)として働いています。大学卒業してから民間企業で20年ほど勤めていました。公務員になって「思ったこと」「感じたこと」がたくさんあります。また公務員だから・・・というわけではなく転職して感じたこともたくさんあります。

 そんな「思ったこと」や「感じたこと」を書き綴っていこうと思います。

【新人研修】

 4/1に初登庁する前…、3月の下旬に自分が勤務するする部署について聞かされていました。私の自治体は3/21以降に内示があると聞いていましたので3月の下旬に配属部署の通知がきました。他の自治体はどうなのかはわかりませんが、だいたい同じ感じなのかもしれません。

 4/1辞令交付式が終わり、偉い人たちの前で自己紹介をしました。

「本日付けで○○課に配属となりました○○ ○○です。どうぞよろしくお願いいたします。」

と挨拶をし、挨拶が終わったら我々新人は別室へ。新人だけが集まり、新人研修のスケジュールが配られました。

 4/2 新人研修1日目

 4/3 新人研修2日目

 4/4 配属部署に勤務

???

新人研修は2日間しかない?

 実は、これが正解なのか判断はつきませんでした。

 民間企業でも1週間~1か月間がっつり研修をするところもあれば、いきなり現場に配属されて少しずつ学んでいく、という職場もありますからね。

 私が公務員になる前に勤めていた企業は後者の方でした。いきなり現場に配属されて少しずつ学んでいくタイプの職場でした。そのため、あまり違和感は感じませんでした。というか「2日も研修があるんだ、すごっ」と正直なところ思いました

 他の自治体ではがっつりと研修をする自治体もあるそうで、自治体によるとは思います。ただ…ここまで公務員として勤務して思った私の個人的な意見としては、

 がっつり研修をやるべきだと思います。

ここまで公務員として勤務してみて…

公務員独特の業務の進め方や文書の管理、書き方など、「もっと早く言ってくれよ。」と思うことが多々ありました。本当に困りました。ストレス溜まりまくりでした。高卒や大卒ですぐ公務員になった人はどう思っているんだろう?これについては、また別の回で述べたいと思います。

 ・新人研修 1日目

 (午前)辞令交付式、偉い人への紹介

     各種書類の記入→個人情報(自分の名前や住所)の記入や

             交通費支給、住宅手当、扶養手当に関わる書類の記入、

             誓約書の記入などをしました。

     接遇マナーについて→接遇のテキストをもらい接遇の動画を見ました。

               新社会人が見るような内容でした。

               挨拶、お辞儀の仕方、敬語の使い方などなど。

               常識的なことばかりでした。

 (午後)公務員倫理→公務員倫理のテキストと動画を見ました。

     労務管理について→休憩や有休などの説明と申請の仕方について軽く説明がありました。

 ・新人研修 2日目

 (午前)各支所や施設の見学。

     私が勤務する自治体の施設や支所を見学しました。

 (午後)先輩との対話。

     ざっくばらんな感じで…。何でも聞いてくださいね、という感じで先輩職員との世間話。

     レポート作成。

 さて、いかがでしょうか。

 次の日の4/4には現場に配属されます。もし住民課に配属だったら4/4からいきなり住民の方の対応をする必要があります。当然、住民票や税金のことなどの問い合わせで来られるわけです。

4月なんか新年度、新学期、入学などなどいっぱいあるわけです。そこで対応をしないといけないわけですからかなり過酷だと思います。

人員に多少余裕がある自治体ならまだしも、職員が少ない自治体だと新人が対応するわけです。分かるわけないよ…。でも住民の方からすれば、「なんでわからないだ。」となるわけです。

 配属された新人はさぞかしストレスを感じたことでしょう。住民の方にも迷惑をかけてしまいます。

 新人はつい先日まで、高校生や大学生だったんです。もう少し現場できちんと対応できる研修をするべきだと思います。でないと、住民の方に大変迷惑をかけてしまいます。

 

 第3回は『労務管理について』です。

 

☟第3回『労務管理

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☟第1回『条件つき採用』

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第1回(条件つき採用)民間から公務員に転職した40代の独り言

投稿日:2024年7月17日

最終更新日:2024年7月22日

第1回 民間企業から公務員に転職した40代の独り言

公務員1年目の4月

 民間企業に長年勤めていましたが、社会人経験枠で公務員試験を受験し、現在は地方公務員(一般行政職)として働いています。大学卒業してから民間企業で20年ほど勤めていました。公務員になって「思ったこと」「感じたこと」がたくさんあります。また公務員だから・・・というわけではなく転職して感じたこともたくさんあります。

 そんな「思ったこと」や「感じたこと」を書き綴っていこうと思います。

【条件つき採用】

 4/1に登庁して、まず最初に辞令交付式がありました。

辞令をいただいたのですが、「条件つき採用とする」と言われ

???

条件つき採用?

 4/1に入庁したので9/30まで(半年間)は条件つき採用なのだそうです。そんなことを言われると、9/30に「やっぱりあなたはクビです。」と言われるのではないかと不安になりました。

 初日の勤務(4/1)が終わり、ネットでいろいろ検索をしてみました。普通にしていれば大丈夫、上司に反抗したり、チームの輪を乱したり、遅刻・欠勤が多いという事がない限りは大丈夫、という声がほとんどでした。かなり焦ってしまいましたが、民間企業でいうところのいわゆる「試用期間」ということか・・・と一応は納得。民間企業でも公務員でも半年間は「試用期間」があるんだな。これを書いている時はまだ入庁して3か月しか経っていないのでまだわかりませんが、まあ大丈夫だろう、と思っています。

 これから公務員になろうと思っている方、私と同じように「条件つき採用?」と思った方・・・何かの参考になれば、と思います。

 第2回は『新人研修について』です。

 

☟第2回『新人研修』

tocofree.hatenablog.jp