ねこの独り言

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第3回その2(労務管理)民間から公務員に転職した40代の独り言

投稿日:2024年8月3

最終更新日:2024年8月3日

第3回その2 民間企業から公務員に転職した40代の独り言

公務員1年目の4月 

大学を卒業してから20数年間民間企業に勤めていましたが、社会人経験枠で公務員試験を受験し、現在は地方公務員(一般行政職)として働いています。そんな私が公務員になって「思ったこと」や「感じたこと」、「やっぱりこれは民間企業と違うな。」と思うことがたくさんあります。

 そんな「思ったこと」や「感じたこと」を書き綴っていこうと思います。

 

今回は【労務管理】の続きです。

 

☟前回の内容です。

tocofree.hatenablog.jp

 

①給与の続き

 前職(民間企業)の給与と公務員の給与を比較して思ったこと。

「ある程度の年齢の方が、民間から公務員に転職をした場合、年収が下がる。」といろんなところで言われています。私が公務員試験の採用面接のときや、採用通知をいただいたあと、

総務課の方に言われたのは、「お給料はそれほど出せない…です。転職をされた方に給与の額を提示するとだいたいの方が(給与の額が低いので)驚かれます。

という事でした。事前にネットなどでもいろんな方が同様のことを書かれていたので、なんとなく想像はしていました。

 私は、年収は下がりました。なぜ下がったか?というと、下がった分は

残業代分と役職手当分

でした。

 私が今勤務している自治体では、残業がほとんどないため、残業代はほぼ¥0です。前職では2~4万円程度の残業代がありましたがそれが¥0になったのと役職手当分がなくなったので、その分年収が下がりました。役職手当は覚悟してました。前職では役職は上位職だったので、もう役職手当は増えない感じでしたが、今回転職をして「1」からスタートなので、今の自治体では上がるしかなくその点は納得しています。残業代は大きいです。ただ、残業がほぼないので、自分の時間がたくさんある、というのはメリットだと思います。

 また、私は前職がありましたので、その期間に応じて号給が変わる「職歴加算」という制度が公務員にはあります。(『職歴加算』で検索してみてください。)そのため、前職と給与額に大きな差はなかったと思われます。

②賞与

 民間の賞与は業績スライドであることがほとんどなのではないかと思います。

 営業成績が良ければ、(良い意味で)とんでもない賞与の額が…

 営業成績が悪ければ、(悪い意味で)とんでもない賞与の額が…

 会社全体の業績が悪かったときは、賞与¥0とかは普通にありました。そのため、賞与をあてにして買い物をすることは基本的にしていませんでした。

 公務員の場合は、まじめに働いていればある程度の賞与の額は期待できるのではないか、と思います。そのため、賞与をあてにした買い物ができるというのは魅力の1つかもしれません。

 ただ…、ある程度の額が期待できるので、頑張ろうがサボろうが期待できてしまう、というところがありますね…

③休日

 入庁して、自分の勤務日の確認をしようとしました。

 私が以前勤務していた会社は、土・日・祝のイベントに誰が出勤するのか?その代わりの代休はいつなのか?など、個人個人の勤務表を作成していました。どうしても土・日・祝はイベントも多く、誰が出勤できるのかを把握することや、勤務j表を作成することで、全員がきちんとお休みをとれているかどうかの把握が可能でした。(だれか一人だけが全然休みが取れていないということもあり得ますから…)

 今までずっと勤務表を確認して勤務してきたのでそりゃ確認しますよね。

 でも…そんな表はありませんでした。

 なぜなら…

 公務員は土・日・祝日完全休みだから。

 これはまじでびびりました。まじかよ~~~と。

 この制度に慣れるのに2か月かかりました。

 ほんとに休んでいいのか?と不安になりましたね。4月は土・日にほんとに休んでいいのか不安になり庁舎に見にいってました。みんな来てないかどうか…

 

第3回のその3に続きます。

 

☟第3回その3

tocofree.hatenablog.jp

☟第2回『新人研修』

tocofree.hatenablog.jp