ねこの独り言

独学で資格をとろうと思っている方へ、転職しようと決意された方へ、そして高校生・大学受験に向けた情報を発信していきます。

(資格)資格の勉強について

 「仕事をしながら、役に立つ資格や、転職に役立つ資格を独学で取りたい」と考えられた方へ、私自身の経験もふまえてお伝えをさせていただきます。

 (独学というのは、資格取得のスクールや通信講座に通わず、市販の問題集や参考書のみ購入し、YouTubeやネットの記事などで学習する(つまりお金はなるべくかけない)と自分の中で定義しました。) 

投稿日:2022年4月29日

最終更新日:2022年4月29日

資格の勉強を始めたきっかけ

 まずは自分の中で勉強する目的を決めましょう。私の理由は、

  1. 高校生が(塾などで)映像授業を受講していたり、自宅でYouTubeの動画を見て大学受験に向けて

    勉強をしていますが、その勉強法の効果を自分が実践し成果を確認したかった。

  2. 転職を考えていたため、少しでも有利になるように。

の2点でした。どんな理由でも良いので、自分が資格を取ろう、学習しようと思ったきっかけを明確にしましょう。仕事をしながら勉強する独学はいろいろ理由をつけて勉強を後回しにしてしまうので、なぜ勉強しているのかを決めておいてください。

どんな資格がよいのか

 私は仕事をしながら勉強をして、転職に少しでも有利になれば、と思い勉強をしていましたので、

難易度が低め・実用的で比較的人気

なものを選んで、勉強しました。

危険物取扱者乙種4類

 乙4種試験に合格すると、ガソリンや重油軽油、灯油などの引火性液体の取り扱いができるようになりますので、石油関係の企業や、ガソリンスタンドの従業員やタンクローリーの運転手、化学メーカーの製造社など、求職者受け入れの間口も広く、ニーズも高いと思われます。資格の特性上、基礎的な物理や化学の知識が必要になりますが、高校生の時に化学や物理(化学は有機化学の知識も必要となります。)の勉強をきちんとしていた人にとってはそれほど難しくはありません。合格率は30~40%なのでおススメです。

 ↓ 詳しくはこちらをご覧ください。

www.shoubo-shiken.or.jp

www.u-can.co.jp

②FP3級(3級ファイナンシャル・プランニング技能士

 日常生活で必要になるお金の関する相談を受け、解決策をアドバイスする専門家です。家計や老後、教育、住宅、保険、税金などさまざまな専門知識が必要になります。銀行、証券会社、保険会社、不動産関係、税理士。会計事務所などでFP資格が役に立ちます。また、基本的なお金の知識を持っているというアピールをすることが出来ますから大学生にも人気の資格のようです。勉強する範囲は広いですが、合格率は70%~90%と高めなので、ちゃんと勉強していれば十分合格できます。

www.jafp.or.jp

③FP2級(2級ファイナンシャル・プランニング技能士

 FP3級とFP2級の違いは、2級の方がより専門的になった、というイメージで問題ないと思います。合格率は40%~60%と3級と比べると少し低くなっています。

学習の流れ

 私がやっていた方法です。

①どの資格試験を受験するか決める。

 →ネットには資格試験の難易度や、体験談を載せて

  くださっている人がたくさんいらっしゃいますの

  でそれを参考にして決めます。

②その試験がいつあるのか、年に何回あるのか確認をします。

③学習の準備

 まずは、参考書の購入(場合によっては問題集を購入しても良いですが、ネット上に過去問や演習問題はたくさんあるので、参考書だけで良いと思います)。スマホの無料アプリで過去問が解けるものがありますので、アプリをダウンロードします。YouTubeの解説動画過去問を無料で見ることができるサイトなどもチェックします(これも、おすすめのYouTube解説動画や過去問の無料サイトなどはネットで調べればすぐ出てきます。紹介されている動画は、私も利用させていただきました。分かりやすくて参考になります)。

④具体的な学習の流れ

・タイムスケジュールを決める

 →試験日までの日にちを私はざっくり3つの区間に分けていました。

  1. 参考書を一回通し読む期間
  2. YouTubeの解説動画を見て知識の補いをし、演習問題を解いて知識の定着をする期間
  3. 過去問を解く期間

・参考書をざっと読む

→几帳面な人は、読みながら完璧に覚えないと先にすすまない、という人もいるかもしれませんが、それをしていると時間がかかぅてしまうので、ざっと読み飛ばします。気になるならあとで2回目読めばいいです。1度全部に目を通すことで、この勉強の全体像が掴めます。また、得意な単元と苦手な単元などを掴むことができれば、どの単元が今後勉強するのに時間がかかりそうかもわかるので、今後の学習計画の参考になります。そのため、まずはざっと1回読んで全体を掴みます。

YouTubeの解説動画やネット上にある記事を参考にする

かなりわかりやすいです。しかも無料。参考書だけではわからなかった内容も解説動画やネット上の解説記事をみるとかなり詳しく書いてあり大変参考になります。

・過去問を解く

過去問の解説動画もたくさんありますので、それをつかって勉強します。

注意点

これは2つあります。

モチベーションの低下時間との戦いです。

モチベーションはどうしても下がります。私がやっていたのは『自分が試験を受けることを他人に言う』→落ちたら格好悪いですから自分を追い込むためにやりました。『一緒に勉強する仲間を見つける』→ともに頑張る仲間がいればモチベーションが下がっても仲間の姿を見て、また頑張れます。

時間との戦いが一番しんどいかもしれません。スキマ時間を見つけて、スマホで過去問を解いたり解説動画を見たり聞いたり・・・とするしかありません。時間との戦いが一番しんどいのではないでしょうか。

 

働きながら資格を取るためには、どのようにして時間を確保するのかが重要になってくると思います。通勤時間や休憩時間などのスキマ時間を活用して取得を目指してください。